News & Topics

2018.10.01ニュース
11/22-23に山形大学にて「若手セミナー&交流会」および「施設見学会」開催。
2018.10.01イベント
公募説明会(東京会場)開催。
2018.09.26イベント
公募説明会(大阪会場)開催。
2018.09.24ニュース
公募説明会用の資料をダウンロードできるようにしました。 こちらをご参照下さい。
2018.09.21ニュース
「公募要領」のページに応募方法の補足説明を加えました。

本領域の概要

我が国で開発された、従来の常識を覆す高強度を示したLPSO構造型Mg合金(河村教授、熊本大)の研究を通して、①ミクロな硬質層・軟質層の相互積層により構築される「ミルフィーユ構造」の②高温加工による著しい材料強化現象「キンク強化現象」が見いだされました.本領域研究は、これら我々独自の着眼のさらなる展開を図るものです。キンク強化を新しい材料強化法として確立し、これに基づく材料創製をTi系、Al系を含む新規金属系材料、さらには高分子系・セラミックス系材料へと展開します。

① ミルフィーユ構造
ミクロスケールで、原子同士が強く結合した硬質層と、比較的弱く結合した軟質層との積層構造。パイ生地層(硬質層)とクリーム層(軟質層)が積層した「ミルフィーユ洋菓子」に例えた。

② キンク強化現象
変形により形成される、結晶が急峻に折れ曲がった「キンク」領域の導入によって材料が強化される現象。特異な層状構造(LPSO構造)を持つMg合金において初めて見いだされ、およそ半世紀ぶりの材料強化法の発見となった。

経験的ミルフィーユ条件
ミルフィーユ構造の物質が高い強度を持つための条件
 1. 硬質層と軟質層からなる層状構造であること
 2. 相間距離はサブミクロン程度以下であること
 3. 結晶の容易辷り系が層面に限定されていること
 4. キンク形成時において層間剥離を起こさないこと