News & Topics

2019.01.28ニュース
3/8-9に東京大学にて 「新学術領域研究「ミルフィーユ構造の材料科学」 平成30年度 年次報告会」 開催。 (詳細はメール20190123で送付済み)
日時:2019年3月8日(金)10時より 3月9日(土)12時まで (予定)
場所:東京大学 本郷キャンパス 山上会館
  (〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3-1)
2018.01.07ニュース
6/5に東京都江戸川区の「タワーホール船堀」で開催される 繊維学会年次大会において、 「ミルフィーユ構造の材料科学」が特別セッションとして 企画されています。募集要項は こちら
2018.11.21ニュース
Mg合金の共通試料配布が始まります。 (試料情報など詳細はメンバー専用ページに掲載)

本領域の概要

我が国で開発された、従来の常識を覆す高強度を示したLPSO構造型Mg合金(河村教授、熊本大)の研究を通して、①ミクロな硬質層・軟質層の相互積層により構築される「ミルフィーユ構造」の②高温加工による著しい材料強化現象「キンク強化現象」が見いだされました.本領域研究は、これら我々独自の着眼のさらなる展開を図るものです。キンク強化を新しい材料強化法として確立し、これに基づく材料創製をTi系、Al系を含む新規金属系材料、さらには高分子系・セラミックス系材料へと展開します。

① ミルフィーユ構造
ミクロスケールで、原子同士が強く結合した硬質層と、比較的弱く結合した軟質層との積層構造。パイ生地層(硬質層)とクリーム層(軟質層)が積層した「ミルフィーユ洋菓子」に例えた。

② キンク強化現象
変形により形成される、結晶が急峻に折れ曲がった「キンク」領域の導入によって材料が強化される現象。特異な層状構造(LPSO構造)を持つMg合金において初めて見いだされ、およそ半世紀ぶりの材料強化法の発見となった。

経験的ミルフィーユ条件
ミルフィーユ構造の物質が高い強度を持つための条件
 1. 硬質層と軟質層からなる層状構造であること
 2. 相間距離はサブミクロン程度以下であること
 3. 結晶の容易辷り系が層面に限定されていること
 4. キンク形成時において層間剥離を起こさないこと