代表挨拶

MFS材料科学 - 世界を先導する新学術領域の創出を目指して -

現代社会が直面するエネルギー問題の解決、持続性社会の実現へ向けて、私たちの文明基盤を支える構造材料の高強度化・軽量化は材料科学分野が担うべき重要な課題です。
本領域では、「ミルフィーユ構造」における「キンク強化現象」を普遍的原理として確立し、金属・高分子・セラミックスの3大材料にわたる次世代構造材料の創製へと展開していきます(詳しくは「研究概要」をご覧下さい)。

多様な分野の俊英が集うオールジャパンの体制で、各々が1+1»2となる真の共同研究を展開し、モノ(ものづくり)とコト(新概念)の両面で世界を先導する新たな学問領域の創出を目指します。

"The doing something else" - 創造的な研究を!

多才で知られるダ・ヴィンチの言葉です。
決して奇をてらうのではなく、少し別の視点から物事を眺めることで新しい世界が開けてきます。

自身の研究分野の常識は、他分野におけるそれにあらず - 様々な分野が集い、それぞれが持ち寄る刺激的な視点を通して「新しいコト(何か別のこと)」を見いだし、創造的な研究展開で世界を先導します。






領域代表:阿部 英司(東京大学・教授)